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このブログに来られる人の多くは、槌田敦さんについてよく知っているはずだ。彼は、温暖化懐疑論業界のカリスマの一人だと、私、onkimo は思う。彼についてはのちほど詳しく論じよう。

その槌田敦さんは、こんなことを言っているようである。

CO2 による地球温暖化はまちがいである。なぜなら、ヘンリーの法則によると、地球が温暖化すると CO2 が海洋から排出されるからである。つまり、CO2 の増加は地球温暖化の原因ではなく結果なのである

読者は、この文章の中で知らない言葉に出会うだろう。そして、首を傾げる。いや、言わないでよい。私にはよくわかる。君の心にわだかまる疑問が。

それは、

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はてなブックマーク - Oh! ヘンリー (ヘンリーの法則)
2008.10.08 Wed l ことば l COM(0) TB(1) | top ▲
槌田敦さんは、ひどい人だと思う。

槌田さんは、温暖化問題を含む環境問題について、ある種の人達のカリスマで、非常に影響力がある人だ。

僕、onkimo も、槌田さんの本を読んだことがあって、いろいろ考えさせられた経験がある。僕はこの分野のウォッチャーでもないのでよくわからないが、環境問題に長年発言をしてきたことから、槌田さんの知名度は高いみたいだ。

知名度が高く、多くの人から信頼を受けているんだから、もう少し、慎重に発言してほしい。だって、槌田さんを信頼したばっかりに、とっても残念なことになっている温暖化懐疑論者が多いんだもの。

どういうことか。

はてなブックマーク - 槌田さんにやられて死屍累々
2008.10.11 Sat l 懐疑論(研究者アホアホ系) l COM(14) TB(2) | top ▲
槌田敦さんは、気象学会の学会誌「天気」に論文を書いて、掲載拒否にあっている。

僕は、「天気」の対応として、掲載拒否で良かったと思っている。槌田さんの持論は、あまりにも問題が多いからね。

最大の問題は、前の記事で延々と(奄々と?) 書いたとおり。槌田さんの持論は、温暖化懐疑論者に多くの犠牲者を出している。素人のブロガーさんから、地球物理の大学教授まで、彼の意見を採用すると、ヘンリーの法則に対する無理解をさらけだすはめになってしまう。

温暖化論者と闘う懐疑論者。そこに、槌田さんから新しい武器が提供された。ところが、それは実は自爆兵器だった、というような感じ。

そう考えて見ると、僕、onkimo は、気象学会が、「天気」に槌田さんの論文を掲載してくれたら、面白いと、ちょっとだけ思う。愉快犯的な観点からね。掲載によって、何人の懐疑論者があらたな犠牲者になるのか見てみたい。

タグ 記事:異端狩り はてなブックマーク - 異端狩り(1/2)
2008.10.15 Wed l 懐疑論(研究者アホアホ系) l COM(2) TB(0) | top ▲
これは 2 回つづきの記事の 2 回目です。先に前回の記事を読んでください。
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槌田さんタイプの「異端」の「天才」を、気象学会があえて受け入れる必要はないと思う、もうひとつの理由として、温暖化研究の「正統」が堂々とそびえたっていることこそが、「異端」を育てるよい土壌になるからだ。

つまり、気象学会が毅然と「異端」を排除することにより、「異端」の側にもメリットがある、ということだ。

異端が科学を発展させる歴史の中においても、正統の役割は決して無視できない。先にあげた例で言うと、コペルニクスやガリレオ、ケプラーだって、地動説を唱えて革命をおこすことができたのは、正統がつみあげてきた精緻な天動説の体系があったからこそ、だ。

天動説だって、紀元前 4 世紀にエウドクソスが提唱した、単純な天動説で止まっていたわけではない。古代ギリシャの、数学、科学の天才たちが、周転円などを組み入れ、それを 2 世紀に体系化したのがプトレマイオスだ。その後もアラビア世界などで継承、発展させられた。正統の側も、決して馬鹿ではない。彼らの枠組みの中で、理論を精緻にしていたのだ。

タグ 記事:異端狩り はてなブックマーク - 異端狩り(2/2)
2008.10.18 Sat l 懐疑論(研究者アホアホ系) l COM(6) TB(0) | top ▲
IPCC レポート第四次報告書に記載された、「20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性がかなり高い(very likely)」という文言。

この文言は、今回のレポートのハイライトの一つだ。特に、「可能性がかなり高い(very likely)」の、「かなり(very)」。第三次報告書ではなかったこの、very という単語。

日経 Ecolomy のコラムに、近藤洋輝さんが「中国代表団が反発した、温暖化の「科学的根拠」の確実性」という記事を書いている。 IPCC に参加されている近藤さんの叙述は、会議の緊迫感を写しとってあざやかだ。

IPCC の報告書は、いくつもの文書の集合体だ。こちらのページで全体像が掴めるとおもうので、見てほしい。全体をまとめた統合報告書の他に、作業部会が 3 個あり、それぞれが出す報告書がある。近藤さんが扱っているのは、このうち、第一作業部会の出した「政策決定者向け要約」をまとめる段階でのおはなしだ。

タグ 記事:膝を屈した中国 はてなブックマーク - 膝を屈した中国(1/3)
2008.10.19 Sun l 懐疑論(陰謀論系) l COM(0) TB(0) | top ▲
この記事は三回続きの記事の二回めです。先にこちらをお読みください。

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私、onkimo は思う。この、中国が反対を試みて失敗し、孤立してしまった IPCC の状況から、面白い陰謀論が書けないだろうか。

私は以前の記事で、温暖化懐疑論を、科学的事実を批判する「(温暖化研究者)アホアホ論」と、温暖化が捏造だとしてその背後にうごめく企みを描く「陰謀論」に分けた。

「陰謀論」まあまあ面白い。もちろん、人為起源 CO2 による温暖化を捏造だとするその姿勢には納得できないが、それでも、面白いのだ。そんな陰謀論で代表的なのは、田中宇さんのものだろう。

近年、力を伸ばしつつある発展途上国。その力を抑えこみ、いまの国際秩序を維持したいと考えている西側先進国は、人為起源 CO2 による地球温暖化論を持ち出した。CO2 排出を抑制させることで発展途上国の工業化を妨害し、経済発展を遅らせるために。

ここでは代表的な陰謀論をとして、田中さんのこの記事の一部を要約した。代表的、とは書いたものの、陰謀論のバリエーションは意外に少ない。CO2 温暖化論の捏造と国際関係をからめて論じているのは、基本的にはこの田中さんのストーリーと、あとは、これも田中さんがよく書いているが、温暖化を問題視するヨーロッパとそれに反対するアメリカのせめぎあい。私の見たところでは、そのふたつのパターンくらいしか存在ない。

タグ 記事:膝を屈した中国 はてなブックマーク - 膝を屈した中国(2/3)
2008.10.27 Mon l 懐疑論(陰謀論系) l COM(0) TB(0) | top ▲
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