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前の記事で述べてきたのは、散乱によって光る気体。一方で、この一連の記事の最終目的は、大気からの赤外線。赤外線の波長では、大気は自ら輝いているので、前の記事と状況が違う。

違うんだけれども、前記事で出てきた、d0、つまり、「光学的な長さが 1 になる距離」、という目安は、この記事でも使えるんだ。そして、それを使うと、やっと温暖化の話ができる。

その前に、一つだけ。散乱をとりあつかった前の話では使わなかった、でも、赤外線の「吸収と放射」を扱うこの記事では必要な、キルヒホッフの法則について話しておこう。

なお、やっぱりこの記事でも厳密さは犠牲にしてある。嘘、間違いだけは書かないように気をつけているけど、書いていることはいろいろな明記されていない条件の下でだけ成り立つ場合が多い。これらの条件は、地球大気ではおおむね成り立っているので、気にすることなく読んでもらってかまわないはずだけど、厳密な議論をしたくなったら、別な文献を参考にしてください。

キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則を知っているだろうか?

タグ 記事:飽和論 はてなブックマーク - 温室効果のメカニズム(7) 光を吸収するほど放射する
2009.04.08 Wed l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
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毎度書いている注意書きですが、この記事も厳密性にはあまり注意を払っていません。

さて、これまでの知識を大気に適用してみよう。でも、そのまえに、前記事までに述べてきたことをかるくまとめておこう。この記事で使いやすいように。

1.「光学的距離が 1 になる距離」 d0 という目安の長さがある。おおざっぱに言って、観測者から d0 以内の距離で放射された光は観測者の目に届くが、それよりも遠いところで放射された光は、手前にある温室効果気体に吸収されて、眼には届かない。

2. 熱平衡においては、光を吸収する物ほどよく放射する(キルヒホッフの法則)

前記事では、二枚の板の間に入れた温室効果気体を使った実験について考えた。二枚の板の間が目安の長さ d0 より小さいとき、板の間隔 d を増やすと、実験装置の放つ赤外線は d に比例して強くなっていった。ところが、d0 を越えると、赤外線の強さはあまり増加しなくなり、ある値で頭打ちになった。

この実験結果は、おおざっぱに言えば、次のように解釈できる。

タグ 記事:飽和論 はてなブックマーク - 温室効果のメカニズム(8) 大気に適用してみる
2009.04.17 Fri l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
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毎度書いている注意書きですが、この記事も厳密性にはあまり注意を払っていません。

さて、飽和論と同じ結果が得られた、とさんざん語ってきたけど、実は、ある大切なことを無視して議論してきた。そのせいで、間違った結果が得られていたのだ。

無視してきたこと。それは、大気は下の方は暖かく、上に行くに従って温度が低い、ということ。

タグ 記事:飽和論 はてなブックマーク - 温室効果のメカニズム(9) CO2 増加時の温室効果
2009.04.21 Tue l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
第一回目の記事から 9 回にわたって、ながながと温暖化のメカニズムについて語ってきた。それは、飽和論の間違いを指摘するためだった。できれば第一回目から順に読んでみてほしいけど、一応この記事だけでも話が完結するように、まとめを書くことにしよう。

僕が「飽和論」と名付けたのは、地球温暖化の理論は科学的に間違っている、とする懐疑論(このブログでは温暖化研究者アホアホ論と呼んでいる)の中の、次のようなものだ。

「CO2 が増加しても、温室効果は増えない。なぜなら、CO2 の増加により吸収が増加する波長では、すでにほかの温室効果ガスが、赤外線を十分に吸収しているからだ。」

この飽和論、内容はある程度正しい。

タグ 記事:飽和論 はてなブックマーク - 温室効果のメカニズム(10) 確かに吸収は飽和しているけど
2009.04.25 Sat l 温暖化論概論 l COM(14) TB(0) | top ▲
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