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一連のモデルの紹介の最後は、すけすけモデルだ。うーん、セクシー。

スケスケとは何か。エビちゃんモデルはヌードモデルだった。…。近頃結婚した人の名前を使うのはまずかったか…。まあ、とにかく宇宙から地肌が丸見えだった。薄着モデルは薄いながらもきちんと服を着ていた。地上からの光は全て大気に吸収されるので、宇宙からは直接地肌を見ることはできない。

スケスケモデルはその中間。一部を吸収して、一部を宇宙に逃がすモデルを考える。地表の放つ赤外線が見えそうで見えないスケスケモデル。

大気が地上からの赤外線をどのくらい吸収するか、ここでは吸収率と呼ぶ。扱いやすいように、ギリシャ文字のα(アルファ)であらわしておこう。この吸収率、αをとりあえず 77 % としよう。もちろん、別な値でも良いので、後で変えてみよう。いろいろといじれるのがモデルの良いところ。
タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (7) スケスケモデル
2010.07.06 Tue l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
前の記事はこちら

これまで、いろいろなモデルを紹介してきた。ざっと見てみよう。

まず、最初に紹介したのは、エビちゃん。こちらは、太陽の熱を地球が赤外線としてそのまま宇宙に返した場合、地表の温度は何度になるか、を考えたモデルだ。地表の温度を考えるための、もっともシンプルなモデル。

これに、大気をかぶせたのが薄着モデル。大気が赤外線を出して地球を暖める際のエネルギーの流れを描いた、温室効果を考える上での最もシンプルなモデルだ。

そして、厚着モデル。温室効果ガスがどんどん増えて、赤外線の吸収、再放射が増えたらどうなるか、をクリアに説明する。温暖化した際に起きることの一面をくっきりと切り取ったモデルだ。

最後に、薄着モデルからすこし戻って、スケスケモデルを紹介した。大気が赤外線を一部宇宙に漏らしてしまう場合、何が起こるのかを示したモデルだ。これも、温暖化した際に起こることを映し出している。
タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (8) モデルについて心に留めておいてほしいいくつかのこと
2010.07.29 Thu l 温暖化論概論 l COM(9) TB(0) | top ▲
こちらの記事の追記です

やっぱり言い忘れていたことがあった。大事なことだし、すぐに関連する話題が出てくるので書いておきます。

それは、パラメータと結果を区別すること。

パラメータとはなにか、というと、

1. 媒介変数(ばいかいへんすう)。

2. コンピューターで、プログラムを実行する際に設定する指示事項。

ここでいうパラメータは 2 になるかな。モデルの動作を設定する指示事項、ということだ。

モデルエビちゃんを思い出してみよう。エビちゃんでは、太陽の光度、地球のアルベドを与えて地球の温度を求めた。ここでは、太陽の光度と地球のアルベドがパラメータとなる。

パラメータはモデルの外側に位置している。モデルが如何にがんばっても、太陽の光度を変えられるわけがないからね。アルベドについても同様。

何がパラメータで何が結果かはやや不定性がある。たとえば、エビちゃんを使って地球のアルベドを求めようという人がいるかもしれない。その場合は、太陽の光度に加えて、本来はモデルの結果だった地球の表面温度がパラメータとなる。ま、そんなことやる人はいないと思うけどね。

でも、モデルを適用すべき問題を決定したら、なにがパラメータで何が結果かというのは厳密に区別できる。そして、パラメータに関してはモデルは何も説明していない。エビちゃんが太陽光度について何も説明しないように。

<追記>モデルを語っていくと、別な文脈でパラメータという単語が出てくることがある。パラメタリゼーションという単語を聞いたことがあるかも知れない。パラメータがモデルの外側にある、という意味では同じだが、少々ニュアンスがことなる。まあ、これについてはいつか話すことがありそうだ。
タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (8') モデルについて心に留めておいてほしいいくつかのこと、追記
2010.08.10 Tue l 温暖化論概論 l COM(3) TB(0) | top ▲
本当は (9) が入るはずでしたが、書く気が失せてしまいました。とりあえず欠番で。また気合いが入ったら書くと思います。その際はこの記事にも少し手が入ると思います。

モデルの話はここで一段落だ。ちょっと振り返ってみよう。

最初に、モデルについての話を第一部と第二部に分けると言った。第一部では、モデルとは何かについて説明し、第二部とはモデルとはいったい何なのか、研究や社会の中で果たす役割を考える、と。

一段落というのは、ここで第一部の前半が終わったということだ。

ここまで何を語ってきたか。まず、こちらの記事で、我々はこの世界の全てをとらえることはできない、大事なのは、とらえるべきことを必要十分にとらえることだ、ということを述べた。そして、モデルとは、気候学で (というより、科学一般で) 自然をとらえる方法の一つであり、その特徴は定量的である、ということだと言うことを語った。
タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (10) ここまでのまとめ
2010.09.05 Sun l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
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「気象予報士って信用ならないと思うの。」

ミドリが言った。テレビの中では若い男性の気象キャスターが、朗らかに午後の天気の崩れ伝え、傘の携帯をレコメンドしている。僕たちはキッチンの、無垢のウォールナットのダイニングテーブルで、向き合って朝食を食べていた。

「どうして?当たらないから?」

バタ付きパンをかじりながら僕は答えた。

「ううん、未来の予想だから当たらないのは仕方ないわ。私が言いたいのはそうじゃない。信用ならないのよ。」
タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (11) 物理学的な未来予測
2010.10.09 Sat l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
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「でもね、天気予報と落ちるチーズは違うよね。」

ミドリが言う。

「その通り」

チーズを齧りながら僕は答える。

チーズとの違いは、流体を扱っていることだ。流体とは何か?字面の通り流れるものが流体だ。

流体の運動を扱うのが流体力学だ。何が違うかといえば、チーズはチーズ全体が同じ方向に動くけど、流体である牛乳は、牛乳の各部分部分が違う方向に動くことができる。人一人の動きと、渋谷ハチ公口前の交差点の人の流れの違いだ。

タグ 記事:モデルとは はてなブックマーク - モデルとは何か (12) 流体力学
2010.10.25 Mon l 温暖化論概論 l COM(0) TB(0) | top ▲
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